自分で出来る人間ドック!
生涯、痛みと無縁のカラダにするための呼吸法
根本からの体質改善!
男女ともに平均寿命は80歳を超えましたが、健康寿命は10年以上のギャップがあります。この10年以上の月日を誰かの支援や介護を受けないと生活できない方が多くいます。
ブリージングストレッチは、浅い呼吸と浅い眠りから起こる『内臓の疲れ・体の歪み・脳の疲労』を根本から整えることで痛みと介護に無縁の人生を案内している教室です。
自分で自分の体を診察して、整えていくための具体的な『方法』を提供しています。病院や薬局に頼るばかりでは、いつまでも身体が変わることはありません!
自分が自分の整体師になって根本から体質を改善しましょう。
ブリージングストレッチの特徴
特徴①
「整体などの治療院にあまり頻繁に通うことはやめましょう!」
私はセミナーや講演会などで常々そう提唱しています。
整体師がこんなことを言うので、皆さん、目が点になります(笑)
整体で歪みを正してもらっても、マッサージで凝りをほぐしてもらっても、すぐにまた再発してしまう人が多くいます。
なぜ、痛みや凝りが戻ってしまうのでしょうか・・・。
それは運動不足だけでなく、食生活の乱れ、浅い眠り、内臓の下垂、体内に溜まった冷えなどで、筋力が低下しているために、いくら骨盤などを矯正しても正しい骨格の状態を維持出来ないからです。
整体やマッサージに通われている方ならわかると思いますが、肩こりや腰痛などで施術家に矯正やマッサージをしてもらっても、良くなるのはその場だけで、すぐにまた痛みや凝りがぶり返してきます。
骨格や姿勢を支える筋力が低下していると、どれだけ矯正してもらっても、いくら揉んでもらっても、その正しい骨格や姿勢を保つ事が出来ません。
他人に施術してもらうと、ただ身体を委ねるだけなので、骨格を取り巻く筋肉がますます弱って緩んでしまいます。人にほぐしてもらったり、矯正してもらったりすることが「癖」になってしまうのです。
凝りや歪みは、他人に良くしてもらう事は出来ますが、筋力の弱さはそのままですから、症状が戻ってしまうのは当たり前なのです。
かつて、歪みを調整して整えても、また同じように歪みを抱えて来院される経験を繰り返し、その人たちに共通していた事が『骨盤を正しく保持する筋力の低下』でした。
しかも皮肉な事に、骨盤矯正をするほど、自分で締める力・支える筋力が弱っていくのです。他人の手で揉んでもらい、矯正してもらう事だけに依存した身体では生命力が弱くなる一方です。
人間の身体は、何かに寄りかかり依存するほど弱くなってしまいます。
この筋力の低下を改善するには自分自身で鍛えて整えていく以外になく、『再発しない整体は他人には不可能』なのです。
筋肉の凝りは他人がほぐすことも出来るし、歪みも整体師が矯正すれば正す事は出来ますが、それはあくまでも一時的なものです。治っているわけではありません。
身体の不調を根本的に改善するには、食べ過ぎを改めて、弱った筋力を回復するための運動を自分で行う以外に方法はありません。
特に凝りや痛みの発生元ともいえる、骨盤周囲の筋力の低下の改善は、根本的に痛みや凝りを治すためには不可欠です。
身体の色々な痛みや凝りは、骨盤の歪みを正す事が第一です。
ブリージングストレッチでは、酷使され短縮したままの筋肉を自分の体重を使ってほぐした後、弱ってしまった筋肉を自分の体重を使って強化していきます。
特徴②
一般的なスポーツ・運動とブリージングストレッチの違い
一般的なスポーツ・運動 | ブリージングストレッチ | |
動き | 速く、弾みをつける | ゆっくり静か、弾みをつけない |
呼吸 | 同上(時に呼吸が乱れる) | 同上(時に変化させる) |
筋肉/骨格 | 普段使用している筋肉 |
普段使用しない筋肉 骨格をくまなく動かし調整する (歪みを正し、老廃物を排泄する) |
神経 | 興奮する | ゆっくり休まり、安定 |
内臓 | 下垂して肥大することもある | 下垂を治し、機能を高める |
疲労 | 疲労物質を作り、活性酸素の元 | 疲労物質を排泄し、体内を浄化する |
精神 | 他に勝つという闘争的な心を作りがち | 様々な物との調和的な心が芽生える |
目的 | 心身を鍛え、勝負に勝つ | 心身の健全と安定 |
体力 | 行動体力(専門的筋肉) | 防衛体力 |
特徴③
呼吸との体話
今、日本では身体がなぜ悪くなったのかを考えもせず、身体に悪いことを続けながら、すぐに治るという奇跡の療法や健康法を求めている人が多すぎます。
・痛くなったら薬で抑える
・悪くなったら病院へ行って手術する
という医療に依存しすぎる考え方を改める時に来ています。
今日できない動作があったら、それは自分自身が生きてきた姿勢や呼吸、考え方、暮らし方などが積み重なって今の身体を作り上げてきたのです。
無理せずゆっくり、静かに痛快な状態を保ち、身体の声を聞いてみましょう。身体の声とは、呼吸の深さと筋肉のコリや痛みで知ることができます。
身体と【体話】するのです。
無理したりハズミをつけたりすれば【体話】は成立しません。
今できないのは、過去の生き方・考え方・筋肉の使い方・暮らし方の結果です。
はじめから何でもできる人はいないし、もしできるなら、わざわざブリージングストレッチをする必要もありません。
できないからこそ、自分の身体から学べるのですから、ある動作ができなければ「自分にとって必要な動作」だと思って、取り組んでみましょう。
続けていると、外側からは決して見えない内側の息・体液・神経などの流れが感じられます。そうして、血流や呼吸・体温の偏りをも感じていくのです。
慣れてきたら、刺激する場所(呼吸を深くさせたい場所)に意識を集め、鮮明なイメージを描いて見ます。
・やせたい人は脂肪がどんどん燃えて引き締まった自分を
・柔らかくしたい人は筋肉の強張りと縮みがみるみるほぐれて、しなやかな自分を
・強くなりたい人はグングン身体がパワフルになった自分を
自由に自分の理想像を思い描いてください。
そして、その理想の自分になるための第一歩として、今このストレッチに心を込めて集中しているのだと思いましょう。